文字を持たないインドネシアのブトン島に住む人口約6万人のチアチア族が、
韓国の公用文字ハングルを公式の文字として採用したという。
ハングル表記は、人工的につくられただけあって、
舌や唇の形をかたどっていたり、と合理的だから、
アルファベットを一から覚えるよりは、簡単かもしれない。
学校で教えたら、子供はすぐに覚えるのだろうな。
6万人って、少ない、と思ったが、
アイヌ語人口に比べるとはるかに多い。
さびしいけれども、
アイヌ語が消滅してしまうのは、時間の問題なのだろうな。
文字があれば、言語として生き残れる可能性はぐんと高くなるだろうから、
チアチア族にとっても、ハングル文字を普及したい人にとっても
win-win な取引なのかもしれない。
ただし、ハングル文字にFの音がないのはネックかも。
ワップルがワッフルのことだとは、なかなか気づかないのだ。
そういえば、Fは日本語にもない。V(ヴ)はあるけど。
フは、hなのかfなのかわからないね。
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