「かれん」
安達千夏
あまり多くはない、
「恋はとりあえずおいといて、
仕事をする女性」の目線で描かれている小説。
猪熊せんぱいなんて、本当にいそうな感じだ。
「ま、あたしはリトルガールじゃなくて、
ちゃんと成熟したビッグガールだから、
それもキャリアのうちって、我慢できるけどね。
でも、たまに、体調がわるかったりすると、
悲観的になっちゃってさ。」
そうだよね。
たぶん、みんな、たまには落ち込みながら、
それでも毎日、仕事しているのだ。
その分、男性登場人物の気持ちは、
書き込まれていないかも。
そもそも、男性読者が女性作家の小説を
読むパターンってあまりないのかな。
そうそう、泉鏡花、読んでみようかな。。
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