2008年6月23日月曜日

Yes/No

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韓国語で、Yes は、「ねー」という。ちなみに No は「あにょ」。
ところが、オランダ語では、「ねー」は No なのだ。
オランダ語になじんでいた私にとって、韓国語の Yes/No は
とてつもなく難しかった。
頭で理解していても、いちいち考えてからでないと Yes/No が出てこない。
考えたあげく、逆の意味で「ねー」と言ってしまったり。

一昔(以上!)前のこと、卒業旅行でインドに行った。
そこでは、首を横に傾けるとYes だった。
分かっているのに、どうしようかな、わからないな、というときに、
つい首を傾けてしまい、自分も相手も混乱させていた。

韓国語の「ねー」には、ある日気がついたら、慣れていた。

この感覚は、何もわからない赤ん坊だった子供が、いつの間にか、
『明日』とか『明後日』とか、『何曜日』とか、目に見えない概念を
理解していることに気がついたとき、に近い。

時の流れを感じた、ということか。

2008年6月1日日曜日

雨の日に

トイレで。
個室に入ろうとしたら、折りたたみの傘が目に入った。
細くておしゃれな女性が鏡に向かっている。
ちらっと、苦手なタイプかも、と思った。
正しくいうと、うらやましいタイプ、かもしれない。
身繕いに手間をかけたくない私が、おしゃれな人を
うらやましがるのは間違っていると思う。

「傘、違いますか?」 声をかけたら、
「いいえ、違います。ありがとうございます。」
と、素敵な笑顔で振り返った。 
その瞬間、彼女に好意をもった。 
そのくらい、すてきな笑顔だった。

さて、外に出ようとしたら、 
並んでいたおばさまが、
「傘、違いますか?」と声をかけて下さった。
「いいえ、違います、ありがとうございます。」と答えながら、
笑いがこみ上げてきた。 
端から見たら、すてきな笑顔に見えたかも。